2008/04/29(火)
以下の内容は、宮台真司氏のBlogにおいえてエントリーされた『マスメディアの出鱈目な報道に釘を刺しました』に関して、自身の学びのために記載したものです。
MIYADAI.com Blog マスメディアの出鱈目な報道に釘を刺しました
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| 【まえがき】部分について ●問題の本質は社会的反応のステレオタイプにある まず、ステレオタイプのおさらい。本文にも紹介されているW・リップマンの有名な概念として知られていて、『我々はたいていの場合、見てから定義しないで、定義してから見る。』というものだ。つまり、まず最初に現実の事象を見て、その事象を定義づけるのではなく、先にメディアなどを通した定義、例えば、『今の子どもは学力が低下している』とか、『少年の凶悪犯罪が増加している』とか。先に誰かが定義したものを聞き、その偏った一面で物事を見るという物の見方をステレオタイプといい、宮台氏はそのことの問題点を指摘している。さらに、問題の構造を、映画『GHOST IN THE SHELL(攻殻機動隊)』や『マトリックス』のような擬似現実で現実を覆いつくすというW・リップマンやD・ブーアスティンの単純図式では捕らえない。そこには、P・バーガーや、J・ボードリヤールのような多元的視座を考慮する必要があると指摘しています。複雑な立体構造物を平面的に描写することを考えるとわかりやすいかもしれない。複雑な立体構造物は見る方角によって見える形が異なります。その構造物の全体が見えないほど大きなものとして、ある一面からみた姿を『これが本当の姿』だと決めてしまうと、見えていない部分が抜け落ちてしまう。人はこういった一面から見えた景色を全体の姿だと思い込みやすい。それは、多様であることが当たり前であるという前提がまだ受け入れられていないことが原因ではないかというのが宮台氏の指摘であり、多様であることが当たり前であるという認識を広く持たれるようにするための例題が今回のエントリーの趣旨だと私は理解している。 後は例示された内容を参照しながら各自考察してみてください。 |
| 【参考資料】 世論〈上〉 (岩波文庫):W.リップマン 世論 (下) (岩波文庫):W.リップマン 幻影の時代―マスコミが製造する事実:D.J.ブーアスティン 現実の社会的構成―知識社会学論考:ピーター・L. バーガー、トーマス ルックマン 他 シミュラークルとシミュレーション:ジャン・ボードリヤール 「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言 (ちくま新書):仲正昌樹 それでも脳はたくらむ (中公新書ラクレ 264):茂木健一郎 |
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